NHK「草食系で何が悪い 若者と語るニッポンの未来」

久しぶりにTV番組を全部見てしまった。
その番組名はNHKの「日本のこれから 」、その放送時の議題は「草食系で何が悪い 若者と語るニッポンの未来」であった。
HP→http://www.nhk.or.jp/korekara/

番組の流れとしては、現代の若者は草食化が進行している理由、それに対して中高年が反論する形だったかな。実は、そんなに番組の内容を覚えていない。つまり、番組の感想じゃなくて、幾つかの気になった点について自分なりに若者(といっても26歳の筆者)の立場から論じたい。

以下に番組で挙げられた各ケースの議題について、私が分析します。

①日本人のアメリカ留学減少

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上図に示されるようにインド、韓国、中国の留学生が増加しているのに対して、日本だけ減少の一途を辿っている。
ちなみに、同じような図は番組でも用いられました。

この図を見て、中高年の方々は、日本人の国際性が失われる、中国・韓国・インドに負ける、ハングリー精神が足りない、人脈が構築出来ない等の主張していました。さて若者は、今はインターネットがあるから世界中どこでも学べる等の反論もありましたが、基本的に中高年の主張に押され気味の感じでした。

 さて、私の主張としては、アメリカに留学する人が減少するのは、当たり前だと思っています。アメリカの掲げていた「自由市場」の価値観は、サブプライムローン問題を発端に見事に崩壊しました。これから、世界の国々は、それぞれの経済に適した価値観を創造する必要があります。国家モデルの崩壊したアメリカに学ぶ事は今後、益々減少するでしょう。また、日本はアメリカの「自由市場」の価値観を強要され、今までに500~1000兆円程度の富を略奪されました。この手引きをした人間は、アメリカ留学組の竹中平蔵などです。このような売国奴が減少するのは非常に好ましいと思います。

 また、現代はインターネットがあります。これがあれば、ワザワザ遠隔地に行く必要はないでしょう。それに日本の大学を徹底的に改革すれば、高等教育は日本でも事足ります。ちなみに、中国・韓国では大学からの高等教育は英語で実施されます。なぜなら、自国語では、専門語の語彙が無く、教科書も翻訳されていない為、高等教育出来ないからです。
 さて英語圏に留学すれば、どうしても英語圏の国の価値観に洗脳されます。また、白人は世界中を植民地支配した根っからの略奪者です。彼らが、アジアの留学生を奴隷支配の手先として、活用する事は十分考えれます。

②若者が消費しない
 中高年は若者が消費しない事が経済を悪化させる非常に由々しき事態だと捲り立てていました。しかし、若者にお金が無いから消費出来ないというのが正解だと思います。

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 上図より、明らかに若者にはお金が無いのです。一方、50,60,70代の方々の資産は膨大です。しかも、若者の非正規社員の数は年々増加の一途を辿っています。つまり、モノを消費出来ない立場にあるわけです。若者をこのような立場にしたのは、明らかに中高年の方々です。それなのに、若者を悪者扱いするのは間違っています。正直、私は老人に年金・医療費など一切払いたくありません。それぐらい怒りが込上げています。景気を良くしたいのであれば、50,60,70代の方々が消費すれば良いのです。そうすれば、若者にもお金が回り、若者も消費します。若者を叱る前に、冷静に若者と己の状況を統計的なデータから把握すべきです。

③ハングリー精神が足りない? 具体的になんですか(笑)
 中高年の方々は、現代の若者には気概が足りないと主張されていました。彼らの定義するハングリー精神というものが良く分りませんでした。ここでは、彼らの話しっぷりからハングリー精神を以下に定義しました。

a)自分で起業する
起業する若者は、昭和時代より増えている様な感じがします。(スイマセン データありません)
中高年の方々は、松下幸之助、本田宗一郎などの企業家にぶら下って、仕事してきませんでしたか?
あなた方の世代から世界に通用するブランド起業を立ち上げた人はいらっしゃいますか?

b)地元ではなく東京で勝負する
 単に東京に就職先があったから、中高年世代は東京に行ったんでしょう。また、東京賛美のマスコミに釣られた人々が多かったのでしょう。若者が衰退化している地方都市を救済するのは美談だと思います。しかし、ある論者は東京人をさらに苦しめたいらしく、東京へ行って勝負しろと主張していた。正直、世界を全く見ていないですね。世界の国々の中で一都市に経済・政治の全てが集中しているのは日本・韓国ぐらいでしょう。その他の国々は都市間で競争を行う事により、経済を活発化させてますよ。

c)出世を望まない
 出世を望まない若者は確かに増えています。たしかに、ハングリー精神が足りないと思われます。しかしながら、日本では出世して、仕事量が増加しても、それが給料に反映されません。そのような状況を知っている若者が出世したいと望むのは稀でしょう。さらに、日本と欧米のトップの給料格差を知っていれば、なおさらのことです。

④社会システムを継続させる
 中高年は、現在の若者には社会貢献が足りない。日本を継続させる気はあるのかと憤っていました。感情的な論者(室井佑月さん)になると「じゃぁいままで凄いがんばって働いてきた人たちを誰が支えるの。自分たちだけ逃げようとしているわけ。」とおっしゃていました。
 私も感情的な人間なので、「日本の状況を悪化させたあなた方を支える必要は若者には無い」と主張します。
彼らの世代は、世界との経済戦争に大敗北を喫しました。その他の分野、外交、政治も然りです。しかしながら、彼らはその状況に甘んじて20年以上過ごしてきました。そのような世代に、お前らがしっかりしてないから社会が悪くなったんだと言われても説得力ゼロです。彼らの成すべき役目は、なぜ世界の国々にボロ負けしたかという経験談を若者に伝えることです。彼らの望む社会を継続する事は、世界の負け犬としての地位に甘んじる事です。
 近頃、日本人は無意識的に国際社会から国を閉ざす方向に向かいつつある様な感じがします。これは、中高年がグローバリズムといった価値観に騙され、金と日本人の価値観を分捕られた事に若者が気づいていたからだと思うのですが。(若者を過大評価し過ぎでしょうかね・・・)

以上です。私も感情的な人間なので、感情的な表現となってます。
学者・評論家がこのような文章を書くと失格なのでしょうが。

<追伸>
 新しい価値観を構築出来るのは若者です。それに抵抗する勢力もあった方が、若者としても面白い戦争となります。ただ、日本では儒教という官僚的な宗教色が強い為、若者が世を変革し難いのが現状です。
 また、世界で若者が世の中を変革したという例は聞いたことがありません。
結局、若者が老人となった時に、20代で抱いていた新しい価値観へと変貌するのでしょう。それぐらい社会を変革することは難しいと思います。ただし、その価値観は若者からすれば、到底受け入れられないモノでしょうが。

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