幹事業

幹事役は、学生時代なるべく避けてきた。
なぜなら、素直に単純に嫌だからである。
酔っ払っているにも関らず、他人への気配りを行い、なおかつ全体の場を盛り上げなければならない。
さらには、その前準備に至るまで、こなさなければならない。
だから、私にとって非常に嫌な大役といえる。
その大役がついに回ってきた。入社2年目のペーペーが先輩社員の命に逆らえるわけもない。

まずは、前準備だ。
宴会を行う日取を決め、連絡を行う。これでもう一苦労だ。
次に、宴会の準備。なんと、今回はめんどくさいバーベキューである。
道具やお酒を買うのに一苦労である。
先輩社員にも買出しに行って頂いた。まあ、バーベキュー初心者が一人だけで買い物するのは危険だ。
だが、やはり先輩を使うのは気が引ける。
だが、入社1年目で宴会に参加する同期は、私を含めて2人である。どう考えても、準備できるわけない。
そして、延々と照りつける日差しの中、会場の設営を行った。
所詮春の日差しだろうとタカをくくっていた私は、タンクトップ。当然ながら、後日日焼けで肩と腕の痺れる様な痛さに悩まされた。

そして、ついに開会!
挨拶もグダグダとなったが、なんとか宴会が軌道に乗る。
そして、新しく赴任されたお偉いさんの自己紹介などのイベントを随時行う。
私には、この飲み会途中のイベントが存在する理由がよく分からない。
だいたい、好き勝手に飲んでる場を乱すわけだし。したくもない挨拶や自己紹介を強要される。
この際、モノを食うのや、酒を飲むのも、ちょいと控えめにする必要がある。
この前の飲み会では、このような場面が40分以上続き、正直物凄く苛苛した。
これは、空気を読まない私が悪いのか!
普通の人間ならば、食い物や酒が置いてある席で、途中40分以上ストップがかかるのは、耐え切れないと思うのだが
それを可能にするのが、空気を読むという一種の圧力?なのかもしれない。

まあ、なんとか宴会が終わり。全員で片付ける。
酔っているのに片付けがある。これが、バーベキュー最大の欠点だ。
居酒屋だったら、この点がないのが最高だ。

その片づけが終了した後、2次会があることが告げられる。
だが、昼12時から夕方6時まで飲んだのだ。もう不可能だと思った私は、密かに戦線離脱する。
幹事としては、大失格だ。

このように幹事をやったわけだが。準備の段階で多くの方々のお世話になった。
バーベキューは、多くの人の労力を必要とする。その際に、必要なのは人望だと痛感させられた。
今回は、私がペーペーの幹事ということで先輩方が気にかけてくれたので助かったのだが。
普段の人望のない私がやったらと思うとゾッとする。そのような体験をしながら、人望を大切にしようとしない自分に危機感を覚えた。だが、人望を身につけるための手段として幹事は選ばない。また、なんらの努力もしないであろう。

(追記)
 さて、幹事業を引き受ける方の多くは人を楽しませようとする。そのために、趣向を凝らした芸や自己紹介などのイベントを飲み会の途中に散らばせる。さて、その行為であるのだが、私にとっては少々苦痛である。
大勢の人々を一緒の方向へと持っていこうとする雰囲気が嫌いなのである。確かに、イベントを実行しないと、各人近くの人だけと会話を交わし、大勢との親睦を深められない。されど、強制的に親睦を深めるよりも各個人の判断に任し、親睦を深める行為こそが今後の社会で必要とされるのではないであろうか。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック