なぜか急に登山!

 兵庫の有名な温泉といえば、やはり有馬温泉である。普通の風呂に入浴するのも飽きてきたので、有馬温泉へと行くことにした。この温泉は、神戸市内にあり、中心街からも程近いが、山に囲まれた自然豊かな場所である。
 
 有馬に到着した私は、まず初めに温泉街を散策することにした。まずは、足湯に浸かった。温泉の色が茶色であり、いかにも名湯といった雰囲気を醸し出していた。見知らぬおじさんと談話し、足湯をそれなりに楽しめた。
 次に、全国的にも珍しいと思われる、玩具の博物館に入場した。ここでは、様々なマニアックなおもちゃが見れた。

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                         photo.1 木をくり貫いた玩具

上の写真で見られるように、木をくり貫いて動物の玩具を製造すらしい。どうやらドイツ製らしい。昔の日本では、木の性質を活かすモノづくりを行っていたので、このような玩具が生まれなかったのであろうと一人で納得した。

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                         photo.2 面白いカラクリ

 上の写真のカラクリは非常にユニークだった。このような、カラクリを見れる博物館は全国でも少ないであろう。

 この博物館を出て、温泉街をさらに探索したわけだが、あまり面白そうな場所がなかった。高級そうなホテル・旅館がいたるところに並んでいる割にだ。この温泉で楽しむには、そのような高級な施設に宿泊する必要があるのであろう。現に、日帰り温泉の数が非常に少なかった。神戸という大都市から、日帰りで温泉に来る人が少ないのであろう。私は、数少ない日帰り温泉に入ったわけだが、正直失望した。高い入浴料の割には、サウナがなく、期待の温泉も種類が一つしかなかったからだ。確かに、温泉の色・成分などは良さそうだったが、そこらへんのスーパー銭湯に負けている。しかしながら、お客は多かった。その理由は、有馬温泉というブランドと近くに温泉が無いからであろう。ちょいと、客の足元を見ている商売が気に喰わなかった。これでは、黒川温泉に全く敵わない。かの温泉地は、3つの温泉旅館の風呂が1000円で楽しめるというサービスを打ち出している。しかし、有馬では、そのようなサービスは全く無い。きっと、高級旅館がそのような戦略を嫌がるからであろう。

 少々失望した気持ちで有馬・六甲ロープウェイへと飛び乗った。このロープウェイの駅がショボかったので、たいした景色を堪能できないだろうと思っていた。しかし、その思いはすぐに消え去った。眼下に広がる六甲山地の景色が雄大だったからだ。あと一ヶ月後だったら紅葉の真っ盛りだったらしい。今度は、観光客も異常に多いであろう紅葉の時期に訪れたい。

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                    photo.3 ロープウェイからの景色(有馬温泉) 

 さて、山頂に到着し、少々歩いたら、今度は大阪と神戸の景色が遠目に見えてきた。確かに100万ドルの夜景というのも頷けるものだ。この日は、あいにく視界が悪かったのが残念である。
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                              photo.4 大阪方面

 さて、ここは六甲山地の山頂である。神戸に帰るには、ケーブルカーを利用して下山するのが普通である。しかし、私は、地図を見て、山頂から下界まで2Kmしかないことを知った。これが、悲劇というかアホの始まりである。歩いても余裕じゃんと勘違いをし、徒歩で山を下ることにしたのだ(当然ながら、この阿呆(筆者)は登山の装備をしていない)。
 六甲山地の頂上は、ほんとうに山かと勘ぐりたくなるほどに平坦に近かった。普通の山であれば、山の稜線から稜線は険しいはずなのだが。また、それだけでなく、山の頂上にゴルフ場や別荘がある。少々、きつい道則であったが、新しい世界観が身に付いた。
 それから、ようやく下山する道へと辿り着いた。そして、なるべく早めに下界に到着しようとダッシュした。ありえないほど無謀なハイカーだ。そんなハイカーの無謀な試みも、崩れやすく急な登山道と前方の一人の中年婦人のハイカーに阻まれた。そして、そのハイカーは道を間違え、見当外れの高台の住宅地へと到着した。
 この無謀なハイカーは、やっと山から解放された。後の道のりは楽だと、辺りの住宅街を見て勘違いした。本当にキツかったのはここからである。高台の住宅街の高度は非常に高かった。おそらく200~300mあり、最寄り駅までも3Km以上ぐらいあったのだ。そんなこととは知らないアホなハイカーは歩き始めた。街中は、アスファルトで歩きやすいと勘違いしてはいけない。硬いのだ土に比べて。延々と続く下り道では、足に負担が掛かるのは当たり前である。やはり、足に少々痛みが走る。しかし、それでも歩き続ける。それでも駅ははるか眼下にある。まったくもっても苦痛の時間を過ごすこととなった。このハイカーは、坂の上には自宅を作らない誓いを再度立てた。
(注: このハイカー(筆者)の実家は台地上にある住宅地にあり、色々と苦労した)

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                             photo.5 静かな坂の風景

そして、阪急の御影駅に到着し、三宮までの車中、六甲山地と女子大生を眺めていた。
今日は、疲れたとマックを頬張る。これで、仕事も頑張れそうだ!

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