古都での回想(二回目-その2)

2日目の古都での回想を示します。

前回の続き!

2.京都編
  宇治上神社~平等院鳳凰堂~三室戸寺~萬福寺~東寺(教王護国寺)

『宇治上神社』
 一応、世界遺産に登録されているとガイドブックに書いてあったので、寄ってみた。
行く前から、ショボそうな神社だと思っていたのだが、まさにその通りであった。
なんら珍しいモノもない、普通の神社である。いや、そこらへんの街にある大きな神社の方が素晴らしいかもしれない。世界遺産という箔だけが異様に目立った。

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                         photo.1 宇治上神社鳥居
 
いくら世界遺産とはいえ、あからさまに世界遺産と明記する看板を立てるのは風流でない。しかし、この神社に訪れる観光客を増やすには有効な手段かもしれない。

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                         photo.2 宇治上神社本殿

本殿は、古めかしい趣深い茅葺を葺いた建物であった。非常に建築的には美しいのだが、何かが満たされない。お寺と比べて、見学するモノが単純に少ない。やはり、神道が仏教と比べて明確な教義を持たないのが原因であろうか。しかし、それを有しないからこそ、明治以降の日本人が既に事象を決定されゆる欧米や印度の宗教観に嵌らず、精神的な独立を保てたのであろう。

『平等院鳳凰堂』
 平等院といえば、やっぱり10円玉の裏側の刻印に使用されている建物である。無論、こっちの方は、前者と異なり期待を持って訪ねた。池に浮かぶ美しい影は、私の心を十分に満たしてくれた。しかし、10円玉みたいな真正面から見た平等院の写真を上手に撮れなかった。後々、10円玉を眺めると、私の写真を撮ったアングルが原因であった。
 されど、斜め方向から見た平等院鳳凰堂の方が奥行き間および庭の情景も一緒に撮れた。

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                          photo.3 斜めから

 平等院の宝物館には数多くの天女を思わせる雲中供養菩薩像が飾られていた。他のお寺と異なり、自由奔放な芸術を許容している感じがした。末法思想が流行した世であったからであろうか。また、鳳凰堂の内部には阿弥陀如来が鎮座し、頭上には華やかな装飾品、周りの壁には像を取り囲むように雲中供養菩薩像が配置されてる。
非常に豪華絢爛な中、如来は浮かない表情である。贅の限りを尽くした藤原氏も結局は豪華さの中に無常を感じ取ったのかもしれない。

『三室戸寺』
 紅葉よりもつつじやしゃくなげが似合いそうな寺だった。
ホームページによれば、見頃は4月下旬~5月上旬頃らしい。

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                          photo.4 三室戸寺の石段
『萬福寺』
 この寺を訪れて不思議に思ったことは、平日にもかかわらず制服を着た女子高生が駐車場の管理人をしていたことだ。このお寺の付属高校があったとしても、まさか授業が行われている最中、生徒に駐車場を管理させないであろう。
 また、寺に入場してから驚いたのは、日本風でないことである。ガイドのお坊さんによると中国の高僧が開山されたらしい。それゆえ、この寺では、お経を中国語で読み、下足で生活を営むという。別に、中国風の戒律を遵守するのは全く問題なが、在家の信者が中国語のお経を理解できるのであろうかという疑問が浮かんだ。もし、信者に教義の理解を促すならば、日本語のお経をあげるべきでないかと思ったからだ。
まあ、どの仏教の宗派のお経は一般人には全く理解不能である。よって、中国語のお経で良いのであろう。
それにしても、坊主がチンプンカンプンのお経を唱える時間、正座をしている日本人(私も含めて)は従順というか忍耐強いというか、どう形容すればよいか分からない。

『東寺(教王護国寺)』
 奈良の興福寺と似た雰囲気を醸し出していた。伽藍配置が同じだし(単なる思い込み)、いかにも権威の象徴という感じであった。また、金堂・講堂内部の仏像も奈良のものと似ており、鬼気迫る迫力であった。
しかし、空海の奉られている建物や伽藍から離れた建物はいかにも京都らしい雰囲気であった。
東寺は、奈良の寺でみられる豪華絢爛で勇壮な感じも持ちつつ、京都の趣も兼ね備えている。

以上、個人的すぎる感想でした。

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この記事へのコメント

hiro
2009年02月24日 20:31
ミキシィから飛んできましたよ.
六ヶ所村に飛ばされてると思ったら
関西にいたんやね.
景気はどう?
のぶろう
2009年02月25日 21:37
六ヶ所村でなく、青森県の大間には飛ばされずにすみました。今は、兵庫の高砂という場所に住んでます。
景気の方は、少々悪いのが実情でっせ!

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